血が汚れてしまうと、健康面だけでなく美容面にもさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。
シミやシワといった顔に対するものだけでなく、たるみ、むくみなど顔以外の体の悩みにつながっていきます。
これらは日々の生活習慣を見直すことで、改善を図ることができます。普段からどのような事に気をつけておけば良いか、そのポイントについて解説します。
血の材料となる「食べ物」に注意!
食事で摂ったもののほとんどが血の材料となるため、「何を食べるか」はとても重要になってきます。
特に添加物などが多く使われているファーストフードやインスタント食品などは要注意です。
添加物などの成分が肌を構成する材料として使われていると考えると、肌のためにならないことはお分かりいただけることでしょう。
この他にも、油脂類や乳製品、肉や魚、白砂糖などを摂りすぎないことが大切です。もし焼肉が好きなら週一回に留める、スイーツが好きならケーキを食べるのを週一回にする、といったように頻度を減らすことがポイントになります。
もちろん血の材料になる肉類などは摂ることが必要ですが、血を汚しやすいため摂りすぎてはいけません。
このような食品よりも「緑黄色野菜」「海藻類」「キノコ類」などを、少しでも多く摂るイメージで食事をしてください。白米ではなく「玄米」に替えるのも1つの方法です。
そして、食べるときも良く噛むことで、顔の血流量を正常に戻すことができます。血を汚れから守るだけでなく、血が巡りやすいやすいようにすることも肌トラブル防止において重要です。
ストレスと運動不足も血をドロドロに汚してしまう!
ストレスが原因となり、血小板同士が繋がってしまうと血液がドロドロになってしまいます。
ドロドロの血液も美容にとっては良くありませんので、定期的にストレスを発散させるようにしましょう。
特に運動不足の方は、ストレス解消に運動を取り入れるとより良いでしょう。お腹を凹ませるドローインを意識したウォーキング、スポーツジムなどにあるエアロバイクなどが有酸素運動になります。また女性に人気のヨガも有酸素運動と同じ効果が得られます。
このような有酸素運動をすることで血小板同市の粘性が消え、酸素を含んだ赤血球が脳へ届けられることでストレス解消に役立ってくれるのです。
このように見てくると、肌の状態が悪い場合は「自身の生活習慣が悪かった」と考えられますね。もちろん生活習慣だけではなくアレルギーや紫外線、加齢などさまざまな要因によっても肌トラブルは引き起こされます。
しかし、「肌状態が悪い」=「自身の生活習慣を見直す1つのキッカケ」として捉えてみるのも良いでしょう。
自分を大切にすることが、肌を労わることにも繋がります。
この機会に、ぜひ今の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?